Selasa, 11 Juni 2019

香港デモ、なぜ100万人も? 雨傘後の冷めた空気一変 - 朝日新聞

 刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡すことに道を開く香港政府の「逃亡犯条例」改正案に反対するデモ行進は、香港の中国返還以降のデモ行進で最多の103万人(主催者発表。警察発表は24万人)が参加した。なぜこれほどの大きなうねりとなり、どんな影響があるのか。

 「中国への引き渡しに反対」「林鄭月娥行政長官は辞任せよ」。

 香港島の大通りを埋めたデモ隊は、大声を上げながら改正案を審議する立法会(議会)までの約3キロを行進。一部の参加者が警察と衝突し19人が拘束された。

 香港政府が条例改正に乗り出したのは昨年、香港人の男が台湾で殺人事件を起こした後、香港に逃げ帰り台湾当局の訴追を免れたことがきっかけ。男を台湾に引き渡せるようにするため政府が今年2月に発表した改正案は、成立すれば中国本土への引き渡しも可能になる内容だった。

 民主派団体が呼びかけたこの日のデモは97年、香港が英国から中国に返還されて以来、03年の「国家安全条例」制定に反対するデモ(50万人)などを超える記録的な規模になった。

 ここまでふくれあがったのはなぜか。

 14年、香港では行政長官を選…

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https://www.asahi.com/articles/ASM6B55LXM6BUHBI02D.html

2019-06-11 10:31:00Z
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