ドナルド・トランプ米大統領は13日、サラ・サンダース大統領報道官が辞任すると発表した。
トランプ氏はツイッターで、「3年半を経て、私たちの素晴らしいサラ・ハッカビー・サンダースが今月末にホワイトハウスを後にして、偉大なアーカンソー州に戻る」と発表した。
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1139263781144596486
ホワイトハウスで開かれたイベントでトランプ氏はサンダース氏が6月末にも地元アーカンソー州に戻ると説明し、報道官を「特別な人、とても優れた女性」、「戦士」と称えた。
後任は指名していない。
トランプ氏と共に登壇したサンダース氏は声を震わせながら、「このことは一生大事にします。私は今後も、誰よりも声高に、大統領を忠実に支え続ける1人になります」とあいさつした。
子供3人の母親でもあるサンダース氏は、家族ともっと一緒に過ごすのを楽しみにしていると述べた。
サンダース氏は大統領選中からトランプ氏の側近を務め、2017年7月にショーン・スパイサー氏の後任として着任した。報道陣に対して対決姿勢をとることが多く、トランプ氏と同様に「フェイクニュース」というマスコミ批判を繰り返し、ホワイトハウスで記者会見が開かれる回数は激減した。
政治データベース「American Presidency Project」によると、サンダース氏が記者会見を開いた回数は、それ以前の13人の報道官と比べて最も少なかった。
最後に記者会見を開いたのは、3カ月前の3月11日だった。
サンダース氏は報道陣にうそをつくとしばしば批判された。トランプ氏が2017年5月に当時のジェイムズ・コーミー連邦捜査局(FBI)長官を電撃解任すると、「無数のFBI職員から、大統領の判断に感謝していると聞かされた」と発言した。しかし、ロシアによる大統領選介入を捜査したロバート・ムラー特別検察官に対しては、自分のこの発言は「口が滑った」だけで「何の根拠もない」ものだったと認めている。
さらに今年1月には、「神は、ドナルド・トランプが大統領になることを願ったのだと思う」とキリスト教系テレビ局で発言した。
昨年6月にはヴァージニア州レキシントンのレストラン経営者が、来店していたサンダース氏に店を出るよう要求した。トランプ政権におけるサンダース氏の行動に抗議してのことだった。
サンダース氏は、1996年から2007年にかけてアーカンソー州知事を務め、2008年大統領選に出馬したマイク・ハッカビー氏の娘。
サンダース氏の辞任を発表したツイートでトランプ氏は、サンダース氏がいずれアーカンソー州知事を目指すことを期待すると書いた。
(英語記事 Sarah Sanders: White House press secretary resigns)
https://news.livedoor.com/article/detail/16618275/
2019-06-14 05:13:00Z
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