【ワシントン=永沢毅】トランプ米大統領は26日、日米安全保障条約を念頭に「もし日本が攻撃されれば、私たちはどんな犠牲を払っても戦う。しかし、もし米国が攻撃されても日本は必ずしも助けてくれない」と日本との安保協力に不満を示した。同日放送のFOXビジネス・テレビのインタビューで語った。
米ブルームバーグ通信の報道ではトランプ氏が最近、3人の関係者の話として日米安保条約が不公平として不満を示し、私的な場で条約破棄に言及したとされる。27日からの日本訪問を控え、安保を取引材料にちらつかせて日本との貿易交渉を優位に進める狙いがありそうだ。
また、トランプ氏は同じインタビューで、28日からの大阪での20カ国・地域首脳会議(G20サミット)にあわせた米中首脳会談で貿易問題で合意に達しなかった場合、中国に追加関税を課すと改めて表明。ペンス米副大統領は首脳会談への影響を考慮し、24日に予定していた中国に関する政策演説を延期した。ペンス氏は中国の人権問題について厳しく臨む意向を示すとの見方があった。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46625260W9A620C1FF2000/
2019-06-26 13:59:00Z
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