[北京 15日 ロイター] - スイスの金融大手UBS<UBSG.S>のエコノミストによる「中国の豚」発言を巡って、中国共産党機関紙の人民日報は、中国人を侮辱する者は代償を支払うことになるなどとして強く批判した。
UBSウェルスマネジメント部門のグローバル・チーフエコノミスト、ポール・ドノバン氏は12日、中国の消費者物価上昇の主因は豚コレラだと指摘した際に、「これは重要だろうか。もしあなたが中国の豚なら、また中国で豚肉を食べるのが好きなら大事なことだ」と述べたが、中国では「人種差別的」だとして反発が広がった。
UBSは誤解を招いたとして謝罪、ドノバン氏を休職扱いにした。
人民日報は14日付の論説で「ドノバン氏が解雇されたのかどうかは依然不明だが、中国人を侮辱する者は代償を支払わねばならない」と警告。「そうでなければ、同じようなことが繰り返される」とした。
中国では昨年、東アジア系のモデルが不器用に箸を使ってピザを食べる場面のあるイタリアの高級ブランド「ドルチェ&ガッバーナ(D&G)」の広告動画が「中国を侮辱している」として批判を浴びている。
https://news.livedoor.com/article/detail/16632036/
2019-06-17 04:12:00Z
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