【エルサレム=福島利之】AFP通信などによると、イスラエルとイスラム主義組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザ北部で8日、空中投下された食料などの支援物資が住民を直撃し、地上の住民5人が死亡、10人が負傷した。米中央軍は8日、ヨルダン軍と合同で空中投下を行ったが、死傷者を出したのは米軍の投下ではないと発表した。
現場はガザ北部のシャティ難民キャンプで、AFP通信は住民の証言として、空中投下された支援物資のパラシュートが開かず、民家に落下したと伝えた。病院関係者も死傷者を確認したという。
国連のマーティン・グリフィス事務次長(人道問題担当)は8日、ガザの50万人以上が飢餓寸前の状態だと指摘した。支援物資を効率的に届けることは喫緊の課題となっている。
一方、ガザ北部ガザ市で2月末、人道支援物資の食料を積んだトラックの車列に群衆が押し寄せて100人以上が死亡した問題で、イスラエル軍は8日、調査結果を発表した。軍は車列への銃撃を否定する一方、警告射撃をしても軍に接近するなど脅威を与える行動をとった住民に発砲したことを認めた。
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2024-03-09 00:53:00Z
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