ガザ地区では、食料などの不足が深刻化していて、支援物資の搬入が南部の2か所の検問所からしか認められていないため、とりわけ北部への搬入は困難な状況が続いています。
アメリカのバイデン大統領は1日、イタリアのメローニ首相とホワイトハウスで会談し、冒頭でガザ地区の状況に言及しました。
この中でバイデン大統領は「罪のない人々がひどい戦争に巻き込まれ、家族を養うこともできず、絶望している。ガザ地区への支援物資の搬入は到底、十分とは言えない」と指摘しました。
そして「数日中に追加の食料や物資を空から投下する」と述べて、上空から支援物資の投下を行うと表明しました。
さらにバイデン大統領は「ほかのルートを開くことも目指す」と述べて、多くの支援物資を輸送するための海上ルートの確立にも取り組む考えを示しました。
支援物資の投下について、ホワイトハウスで安全保障分野の広報を担当するカービー大統領補佐官は「1回で終わるものではなくさらなる空輸が計画され、実行される」と述べて、複数回、実施されるという見通しを示しました。
一方、バイデン大統領は戦闘の休止と人質の解放の交渉について、記者団から、今月10日ごろに始まるイスラム教の断食月、ラマダンまでに合意に達するか問われたのに対し「そう願っている。われわれは一生懸命取り組んでいるが、まだそこに達していない」と述べました。
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2024-03-02 08:54:19Z
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