2021年1月の米連邦議会襲撃事件を調査する下院特別委員会で証言を拒否したとして、議会侮辱罪で禁錮4カ月の有罪判決を受けていたトランプ前政権のナバロ元大統領補佐官(通商担当)が19日、刑務所に出頭し、収監された。この事件をめぐり、トランプ政権時の高官が服役するのは初めて。
ナバロ氏はフロリダ州マイアミの連邦刑務所に出頭するにあたり、報道陣を前に「私が刑務所に入ることによって、憲法上の三権分立と行政特権は大打撃を受けることになる」と司法の判断を強く批判した。
ナバロ氏は20年の大統領選でトランプ氏が敗れた後、選挙に不正があったと主張し、敗北を覆すための戦略をトランプ氏に提案した一人とされる。トランプ氏の大統領としての行政特権を理由に、ナバロ氏は証言拒否は正当なものだと訴えてきたが、裁判では認められずに有罪判決を受けた。ナバロ氏は控訴しているが、服役を命じられていた。
この事件をめぐっては、バノン元大統領首席戦略官も証言拒否により禁錮4カ月の有罪判決を受け、控訴している。(ワシントン=高野遼)
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2024-03-19 23:13:30Z
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