ロシアのプーチン大統領は25日、モスクワ郊外のコンサートホールで起きたテロに関する政府の対策会議で、テロは「イスラム過激派が実行した」と初めて明言した。ただ、「誰が依頼したのか」と疑問を呈して、ウクライナや西側諸国の関与の可能性をほのめかすなど独自の主張を展開した。
プーチン氏は、イスラム過激派について「ロシアを攻撃することに本当に関心があるのか」とも語った。その上で、今回のテロは「2014年以来、ウクライナの政権の手で、ロシアと戦ってきた者による一連の試みと関連がある可能性がある」と述べ、ウクライナや西側諸国の関与について根拠を示さず訴えた。
対策会議では、露連邦捜査委員会のアレクサンドル・バストリキン委員長が、捜査の途中経過を報告した。犯人グループはガソリンを入れたペットボトルを持ち込み、イスや壁にまき散らして放火。「テロは周到に計画、準備されていた」という。また、既にテロに関与した罪で起訴された実行犯の4人全員が起訴事実を認めたことも明らかにした。
バストリキン氏は現時点でテロによる死者が139人に上ったと明かした。判明した死因のうち、40人が銃撃で、45人が火災によるものだったという。対策会議では、別の担当者から、火災当時、建物の火災報知機は正常に作動していたとの報告が行われた。
一方、タス通信によると、ロシア当局は25日、新たに、いずれもタジキスタン出身の男3人について、テロ行為をほう助した罪で起訴した。犯行に使われた車の前の所有者らだという。
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2024-03-26 02:04:00Z
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