獄中で死亡したロシアの反体制派指導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏の葬儀が1日、モスクワの教会で営まれる。現場周辺では混乱を警戒した多数の警察官らが警備に当たっていた。
ナワリヌイ氏の葬儀を巡っては、陣営が会場確保のために葬儀社などを広く当たったが、なかなか協力が得られず、場所探しに難航。ナワリヌイ氏の名前を出して断られたり、「協力を禁じられている」と告げられたりしていた。当局はナワリヌイ氏の遺体を母リュドミラさんに引き渡すにあたり、公開の葬儀をしないよう圧力をかけていた。
陣営幹部のジダーノフ氏によると、葬儀はもともと2月29日に計画されていたが、この日だけ、対応してくれる墓掘り人が一人も見つからなかったという。同じ日にプーチン大統領の年次報告演説が予定されていたことに言及し、「本当の理由は明らかだ」と当局が関与した可能性を指摘した。
ナワリヌイ氏は2月16日にロシア北部のヤマロ・ネネツ自治管区の刑務所で死亡が確認された。死因について当初、ロシアメディアは「血栓症」と報じていた。当局は死亡診断書に「自然死」と明記していたが、正式な死因は発表されていない。ナワリヌイ氏の死後、モスクワや第2の都市サンクトペテルブルクなどを中心にロシア各地では追悼の動きが広がった。【モスクワ山衛守剛】
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2024-03-01 07:55:29Z
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