Selasa, 12 Maret 2024

バイデン氏、ガザ南部ラファ侵攻ならイスラエル支援見直し検討 米報道 - 産経ニュース

ラファにひしめく避難民たちのテント=11日(ロイター)
ラファにひしめく避難民たちのテント=11日(ロイター)

【ワシントン=大内清】米政治専門サイト「ポリティコ」は11日、イスラエルが避難民の密集するパレスチナ自治区ガザ南部ラファへの本格侵攻に踏み切った場合、バイデン米大統領が米国からイスラエルへの軍事支援を制限することを検討すると報じた。

バイデン氏は9日の米テレビで、ラファ侵攻は「レッドライン(越えてはならない一線)」だと述べるなど、人道危機が深刻化するガザ各地への攻撃を続けるイスラエルのネタニヤフ政権へのいらだちを強めている。

ポリティコはバイデン政権の内情に詳しい複数の米当局者の話として伝えた。バイデン政権は、カタールやエジプトとともに、イスラム原理主義組織ハマスとイスラエルの休戦に向けた仲介にあたっているが、交渉は停滞している。

バイデン氏は7日に議会の上下両院合同会議で行った一般教書演説で、イスラエルには「罪のない人々を守る根本的責任がある」などと述べ、国際人道法で定める民間人保護やガザへの人道支援物資の搬入などに消極的なイスラエルを牽制(けんせい)。その場での議員らとのやりとりで「ビビ(ネタニヤフ氏の愛称)に腹を割って話すぞと伝えた」などと語り、ネタニヤフ氏への圧力を強めていく姿勢を見せていた。

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2024-03-12 04:47:53Z
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