アメリカ国防総省のライダー報道官は14日の記者会見で、ロシア軍の2機の戦闘機は、衝突の30分から40分前に無人機の付近を飛行し始めたと明らかにしました。
そして、無人機に衝突したロシア軍機について「損傷している」との認識を示したうえで、場所は明らかにしなかったものの「着陸したことはわかっている」と述べました。
アメリカのABCテレビはアメリカ空軍幹部の話として、ロシア軍の2機は無人機への接近を19回繰り返し、衝突する前の最後の3、4回で燃料を放出し、無人機に浴びせたと伝えています。
また、有力紙ニューヨーク・タイムズは軍幹部の話として、燃料を浴びせたのは、無人機のカメラを汚したり、センサーの機能にダメージを与えたりするのが目的だったとの見方を伝えました。
一方、アメリカ軍は声明の中で「ロシアによる危険でプロ意識に欠けた行為によって、双方の航空機が墜落するおそれがあった」と指摘し、ロシア軍の戦闘機も墜落する危険があったとの認識を示しました。
また、ニューヨーク・タイムズは、複数のアメリカ政府高官の話として「ロシア軍機が意図的に無人機のプロペラに衝突したとは考えにくい」と伝えています。
このほか、ロシア側が「衝突はなかった」と主張していることに関連して、ライダー報道官は「われわれは機密解除に向けた手続きを進めている」と述べ、当時の状況を撮影した映像を公開することを検討していることを明らかにしました。
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2023-03-15 13:28:05Z
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