【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の朝鮮中央通信は12日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が指導して党中央軍事委員会拡大会議が開かれたと伝えた。米韓の「戦争挑発策動」に対処し、「国の戦争抑止力をより効果的に行使し、威力的、攻勢的に活用するための重大な実践的措置」を討議、決定した。
米韓両軍が13日から大規模な合同軍事演習を始めるのを前に、北朝鮮が軍事的な対抗措置をとる方針を決めたもようだ。具体的な内容は公開しなかった。
一方で、会議では、朝鮮人民軍の農村振興や地方建設への動員策が「核心」議題とされた。農作業や農村の住宅建設への軍部隊の投入を強化するとみられる。
党は2月末から今月初めに開いた重要政策を決める中央委員会拡大総会でも農業問題を集中討議した。経済難が深まり、地方の農村の疲弊が目立つ中、金政権が米韓への対応措置より農村支援に重点を置いて討議したと強調せざるを得ない苦しい内情がうかがえる。
金氏は今回の会議で「軍が社会主義農村建設や経済発展の戦区で闘争の主体や模範となるべきだ」と強調。提示した目標を貫徹するようハッパをかけた。
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2023-03-12 02:26:39Z
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