2023年03月03日19時39分
【ベルリン時事】ロシアの民間軍事会社「ワグネル」創設者のエブゲニー・プリゴジン氏は3日、侵攻しているウクライナ東部の激戦地バフムトを「実質的に包囲した」と主張した。ロイター通信が伝えた。ウクライナ軍も2日、「絶対に必要な場合」は撤退する選択肢があると認めており、ウクライナ当局は重大な判断を迫られている。
ロシア側は要衝バフムトの攻略に戦力を割き、前進を続けている。プリゴジン氏は3日に公開した動画の中で「ワグネルがバフムトを実質的に包囲している。(ウクライナ軍に)残された道は一つで、狭まっている」と語った。
米シンクタンク戦争研究所は2日付の報告書で、ロシア軍がバフムト包囲を部分的に緩めたようだと指摘し、「ウクライナ軍に撤退圧力をかけている可能性がある」と分析した。
一方、ウクライナ東部軍の報道官はテレビのインタビューで、「戦術的な行動の決定が必要となれば、そうする」と述べ、撤退の可能性に言及。ただロシア側の被害も甚大とみられ、ウクライナ側は自国軍の損耗の度合いを考慮しつつ、慎重に検討しているもようだ。
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2023-03-03 10:39:00Z
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