【エルサレム=福島利之、ワシントン=田島大志】イスラエルの主要紙ハアレツは25日、情報筋の話として、パレスチナ自治区ガザで戦闘を続けるイスラエルとイスラム主義組織ハマスが戦闘停止などで基本合意に達したと報じた。ハマスが要求する「完全な停戦」はイスラエル側が拒否し、折り合えていないという。
同紙によると、戦闘停止期間は35日間。その間にハマスが拘束しているイスラエル人の人質を全員解放する一方、イスラエル側はパレスチナ人収監者を釈放し、ガザへの人道支援も行う。
これに関連し、米紙ワシントン・ポストは25日、バイデン米政権が交渉を仲介するため、中央情報局(CIA)のウィリアム・バーンズ長官を近く欧州に派遣すると報じた。イスラエルとエジプトの情報機関幹部と意見交換するほか、カタールのムハンマド・サーニ首相とも会談するという。同紙は、イスラエル側が提案している戦闘停止期間は「2か月」としている。
ガザでは戦闘が続いており、ハマスは25日、ガザ市で救援物資を待って集まった市民がイスラエル軍の爆撃を受け、20人超が死亡、150人が負傷したと発表した。ロイター通信によると、イスラエル軍はこの事案を調査していると述べた。
一方、オランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)は26日、イスラエルのガザ侵攻が「ジェノサイド(集団殺害)」にあたるとして、南アフリカ政府が即時停止を求めた裁判で、攻撃停止の暫定措置を出すかどうか判断する予定だ。
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2024-01-26 02:08:00Z
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