[ワシントン10日 ロイター] - 日米を含む8カ国は10日、ロシアが国連安全保障理事会の常任理事国としての立場を利用し、安保理決議に違反して北朝鮮のミサイルを入手しウクライナに向けて発射したと非難した。
ロシアを非難したのは、安保理常任理事国の米英仏のほか、日本、ウクライナ、マルタ、スロベニア、韓国。声明で「安保理常任理事国が進んでこのような違反行為に関与することは、その立場を明らかに悪用していることを示している」とした。
米国のウッド国連次席大使は「国連安保理事会の常任理事国が安保理決議に著しく違反し、他の国連加盟国を攻撃していることは忌まわしい」と批判。ウクライナ国民の苦痛を増大させ、ロシアの残忍な戦争を支援するほか、世界的な核不拡散体制を弱体化させる違反行為と述べた。
一方、ロシアのネベンジャ国連大使は、この日の安保理の会合を「反ロシアプロパガンダ」と呼び、米国はロシアがウクライナに対し北朝鮮のミサイルを使用しているという「誤った」情報を広めているようだと述べた。ただ、完全に否定もしなかった。
また、ロシアはウクライナにおける軍事目標、ウクライナの軍事能力を支える民間および軍事インフラへの攻撃を続けると言明した。
韓国の黄浚局・国連大使はロシアによる北朝鮮製ミサイル使用について、北朝鮮に兵器に関する「貴重な技術的かつ軍事的洞察」を与えたとし、「ロシアへのミサイル輸出によって、北朝鮮はウクライナを核搭載可能なミサイルの実験場として利用している」と批判した。
さらに、一部の専門家はウクライナに発射されたミサイルが、北朝鮮が核弾頭を搭載できると主張している「KN─23」とみているとし、「韓国の観点からこれは模擬攻撃に相当する」と述べた。
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2024-01-10 22:12:00Z
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