イスラエル軍がガザ地区で行っている激しい攻撃によって人々の暮らしは一段と厳しい状況になっています。
UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関によりますと、人口の85%以上にあたる190万人が家を追われ、厳しい人道状況が続いています。
ガザ地区の地元当局はこれまでに、ガザ地区全域でおよそ6万9000戸の住宅が住めない状態になったほか、29万戸が被害を受けたとしています。
さらにOCHA=国連人道問題調整事務所などの発表によりますと、50万人以上が家を失ったと推定され、インフラへの被害や残る不発弾などの状況を踏まえると、家に戻ることができない人の数はさらに増えるとしています。
こうした中、避難先の状況も悪化しています。
このうち、国連機関が運営する避難所には140万人が身を寄せていますが、そのほとんどが集まる南部や中部では、定員の4倍以上の人が集まり、環境の悪化が続いています。
さらに、中部や南部の中心都市ハンユニスで攻撃が激化しているため、エジプトとの境界にある南部のラファを目指す人が増えていますが、ラファの賃貸住宅の家賃は、通常の価格の9倍以上に跳ね上がっているということです。
各地で屋外にテントを張って避難を続ける人も多くいますが、OCHAによりますと1か所に15人以上が身を寄せたり、この時期の寒さや雨をしのぐには適さない材料でテントを作ったりしているケースもあるということです。
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2024-01-09 10:30:05Z
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