【ワシントン=田島大志】米国防総省のパット・ライダー報道官は6日の記者会見で、ウクライナに対してクラスター弾の供与を検討していることを明らかにした。複数の米メディアによると、7日にもクラスター弾を含む追加軍事支援を発表する見通しだ。
クラスター弾は、内蔵した大量の小型爆弾を空中からばらまき、殺傷力が高い。不発弾で一般人が死傷することも多く、人道上の懸念があるとして、日本など100か国超が使用や開発などを禁止する条約に参加している。
一方、米国やロシア、ウクライナは条約に署名していない。ロシアは侵略当初からウクライナで使用していると報じられていた。
ウクライナ側が供与を求めたのに対し、米政府内には慎重論があった。しかし、大規模な反転攻勢を展開するウクライナ軍を支援するため、応じるべきだと判断したとみられる。米軍の他の弾薬在庫が減少していたことも背景にある。
ライダー氏は、不発率が高いタイプのクラスター弾は供与しない方針だと説明した上で、「対装甲能力や対人能力をもたらし、あらゆる種類の攻撃作戦に役立つ」と意義を強調した。
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2023-07-07 04:41:00Z
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