NATO=北大西洋条約機構が首脳会議を開く中、ウクライナを支援する欧米に対抗する姿勢を鮮明にしています。
ロシア国防省は11日、ショイグ国防相がロシア中部タタルスタン共和国を訪問し、装甲車やヘリコプター、戦略爆撃機などを製造する兵器工場を相次いで視察したとする映像を公開しました。
一連の視察でショイグ国防相は、兵器の近代化や増産に力を入れる姿勢を強調しました。
また、年内に新型の戦略爆撃機がロシア軍に配備されることがショイグ国防相に報告されたということで、核兵器が搭載可能な戦略爆撃機の存在を示し、欧米側をけん制する思惑もあるとみられます。
さらに、ショイグ国防相は現地で国営メディアに対し先月上旬から始まったウクライナ軍の反転攻勢について「ウクライナ軍は2万6千人以上の兵士を失った。われわれは航空機や戦車などを破壊し、そこにはドイツ製の戦車レオパルト17両などが含まれている。また、巡航ミサイルのストームシャドー27発や無人機などを迎撃した」などと主張し、欧米から供与された戦車やミサイルも破壊したことを誇示しました。
そして「全体として敵はどの前線でも目的を達成できなかった」として撃退に成功していると強調しています。
また「アメリカが、クラスター爆弾をウクライナに供与したらロシア軍はこれに応じて、同様の兵器を使うことを余儀なくされるだろう。ロシアのクラスター爆弾はアメリカよりもはるかに効率的で多様だ」と述べ、クラスター爆弾の供与を発表したアメリカを強くけん制しました。
ショイグ国防相は「多忙なスケジュールの中でも、最高司令官であるプーチン大統領は1日に2回、司令官から詳細な説明を受けている」とも述べ、ロシア側の軍の統制もアピールし、11日からNATOが首脳会議を開く中、欧米に対抗する姿勢を鮮明にしています。
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2023-07-12 08:39:03Z
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