国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は5日に発表した声明で、ロシア軍が占拠するウクライナ南部ザポリージャ原子力発電所で爆発物の有無を確認するため、原子炉建屋の屋上などへの立ち入り調査を受け入れるよう要請したと明らかにした。ウクライナ軍は、露軍が屋根に爆発物のようなものを仕掛けたと指摘している。
ザポリージャ原発にはIAEAの専門家が常駐している。IAEAによると、これまで爆発物は確認されていないが、原子炉建屋の屋上や冷却装置の一部などを調査する必要があるとしている。グロッシ氏は声明で「軍事的緊張が高まる中、専門家による現場の状況確認が重要だ」と強調した。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は5日、軍司令官らと原発の安全確保について協議した。5日のビデオ演説で「関係各国と最大限の連携を図っている」と述べた。
一方、ロシアはウクライナ軍がザポリージャ原発への攻撃を計画していると主張している。タス通信によると、露大統領報道官は5日、「ウクライナによる妨害行為の恐れがあり、状況は緊迫している」と語った。
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2023-07-06 01:40:00Z
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