ベラルーシ国防省は14日、ロシアで武装反乱を起こした民間軍事会社「ワグネル」との間で「訓練と経験の伝達に向けたロードマップ」を策定したと発表した。同省はまた、首都ミンスクから南東約100キロの都市オシポビチで、ワグネル戦闘員を教官としたベラルーシ兵の訓練を開始したことも明らかにした。
これに先立ち、反乱の調停に関与したベラルーシのルカシェンコ大統領はワグネルに宿営地を提供すると表明。プーチン露大統領もワグネル戦闘員に対し、希望すればベラルーシに行くことを認めていた。ロードマップの策定はベラルーシによるワグネル受け入れの一環とみられる。
一方、反乱収束後の6月29日にプーチン氏とワグネルトップのプリゴジン氏や同社幹部らとの間で行われた会談に関し、プーチン氏は「プリゴジン氏ではなく指揮官らと会いたかった」と明かした。露経済紙コメルサントが13日に行ったプーチン氏とのインタビュー内容を伝えた。
プーチン氏が同紙に語ったところでは、会談ではワグネル側に対し、プリゴジン氏ではない現場指揮官に従って業務を続けることを提案。プリゴジン氏は「部下はそうした決定を承服しない」と述べたが、同氏の後ろに座っていた幹部の多くがプーチン氏の提案にうなずいていたという。
ワグネルを存続させつつ、同社からプリゴジン氏の影響力を排除するというプーチン氏の意向が改めて示唆された形だ。
プリゴジン氏、反乱後にプーチン氏と会談 露報道官「忠誠示した」
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2023-07-15 09:33:14Z
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