アメリカ中西部ミズーリ州で、黒人の高校生が、訪問する予定だった住宅とは違う家を誤って訪れたところ、玄関先で白人の男に銃で撃たれ、検察は男を暴行などの疑いで訴追しました。
アメリカ中西部のミズーリ州カンザスシティーで今月13日、黒人の高校生、ラルフ・ヤールさん(16)が、友人の家に弟を迎えに行こうとしたものの、別の住宅を誤って訪れ、中にいた白人の男に銃で頭部を撃たれました。
アメリカのメディアは、高校生の親族の話として「住宅のチャイムを鳴らしたところ、男が銃で撃った」などと伝えています。
ヤールさんは、病院で手当てを受け、現在は自宅に戻っているということです。
検察は18日、この家に住むアンドリュー・レスター容疑者(84)を暴行などの疑いで訴追し、検察官は、記者会見で「人種的な要素があったと言える」と述べ、背景には人種差別などがあった可能性に言及しました。
ヤールさんが通う高校では、生徒や教職員およそ1500人が「容疑者は公正に裁かれるべきだ」などと訴えてデモ行進を行いました。
また、ハリス副大統領は「子どもが、違う家のチャイムを鳴らしただけで、銃で撃たれる恐怖をおぼえる社会であってはならない」とソーシャルメディアに投稿しました。
アメリカでは、今月15日に南部アラバマ州でパーティー会場に何者かが押し入って銃を乱射し、17歳から23歳までの男女4人が死亡する事件が起きるなど、若者が標的となる銃犯罪が相次ぎ、アメリカのメディアは連日大きく伝えています。
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2023-04-19 04:37:58Z
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