北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父親の横田滋さんが亡くなったことを受けて、拉致被害者で、18年前に帰国した蓮池薫さんが6日NHKの取材に応じ、「滋さんのためにも被害者の帰国に一歩でも近づく方向にしていかなければならない」などと話しました。
横田滋さんは、昭和52年、中学1年生の時に新潟市で北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父親で、娘の救出を訴え続けてきましたが5日午後、老衰のため87歳で亡くなりました。
北朝鮮に拉致され、18年前に帰国した蓮池さんは、「めぐみさんに対する愛情が非常に強い方で、救出活動の先頭に立ち、燃え尽きるまで闘ってこられた。非常に尊敬していますし、再会が果たせずとても胸が痛いです」と話しました。
また、蓮池さんは、めぐみさんとピョンヤン市内の同じ地区で生活していた当時の様子を滋さんに伝えたときのことを振り返り「滋さんに、めぐみさんの話をすると『それで?それで?』とものすごくうれしそうな顔で聞いてくれました。1400回を超える大変な回数の講演を行ってきたのは、愛情が原動力だったのだと思います」と悼みました。
そして、「政府に対しては、この状況を打開するために大胆な策を考えていたのかどうか、不満です。滋さん亡き後、残された親も少なくなり、いち早く帰国の実現に向けた戦略にベクトルを向けてほしい」と述べたうえで、「救出活動を行う世代がかわったとしても被害者救出への世論がかわらずに盛り上がれば、北朝鮮の政策に影響を与えると思います。滋さんのためにも解決に一歩近づく方向に持って行かなければならない」などと訴えました。
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2020-06-06 03:21:13Z
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