Sabtu, 27 Juni 2020

新型コロナ:米感染、南部・西部で猛威 経済再開 目算狂う - 日本経済新聞

新型コロナウイルス検査場の医療従事者(26日、米フロリダ州)=ゲッティ共同

新型コロナウイルス検査場の医療従事者(26日、米フロリダ州)=ゲッティ共同

【ニューヨーク=後藤達也】米国で新型コロナウイルスの感染が急拡大している。26日の全米の新規感染者は4万4000人を超え、最多記録を大きく更新。6月以降、フロリダ州やテキサス州など南部や西部で猛威をふるう。26日にはバーの営業などに再び規制をかけるなど、経済再開の目算は狂い始めた。

26日、感染増が最も目立ったのはフロリダ州だ。COVIDトラッキングプロジェクトが集計した新規感染者は8942人。最多だった24日の記録を6割強も上回った。検査数を増やした影響もあるが、26日は陽性率も約2割と急上昇した。ジョージア州やテネシー州、サウスカロライナ州も1000人を超え、最多を更新した。

3~4月の感染爆発はニューヨーク州など東海岸が中心だった。数カ月の厳しい外出規制で東海岸は5月以降、新規感染は右肩下がりとなった。6月の急増は南部や西部が主導する。5月初めの経済再開や5月下旬以降の黒人差別デモで、人の接触が増えたことが背景とみられる。カリフォルニア州など急増が目立つ主要5州の6月の累計感染者は30万人を超え、5月の2倍以上となった。

テキサス州は25日に経済再開の一時停止を決めたばかりだったが、26日には外食や集会の規制を再強化するよう対応を強めた。同州ヒューストンのある地域は病床数の不足も懸念され、26日に警戒を最高レベルに引き上げ、市民に自宅待機を強く促した。フロリダ州も26日にバーでのアルコール販売の即時停止を決めた。

全米の26日の死者は619人と5月の1日平均の半数にとどまる。3~4月と比べ、40歳代以下の感染比率が高く、無自覚や軽症の患者が多いことが背景にあるとみられている。ただ3~4月のときも感染者の急増後、1~2週間たってから死者が増える傾向があった。足元の感染増も歯止めがかからなければ、外出規制を強化する動きが広がり、経済や国民生活を再び圧迫するおそれもある。

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2020-06-27 06:34:01Z
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