新型コロナウイルス感染拡大を受けた出入国制限の緩和第１弾として、日本のビジネス関係者ら１５０人が２５日、ベトナム航空のチャーター機で成田空港からベトナム・バンドン空港へ出発した。
政府が段階的な緩和策を決定し、ベトナム政府との間で合意して以降、初めての渡航。チャーター機は現地の日本商工会議所が手配し、２５～２７日に日本から１日１便、計約４４０人がベトナムに出国する。入国後にＰＣＲ検査を受け、１４日間ホテルなどで隔離されるという。
２５日は搭乗客全員に防護服が配られ、出発前には検温が行われた。ハノイの日本人学校で事務局長を務める多田良吉さん（６９）は「現地の教員が不足し、オンラインでの授業が続いていた。今回の渡航でようやく通常の授業が再開できるのでありがたい」と話していた。
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2020-06-25 10:18:00Z
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