上院の公聴会に出席した米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長(30日、ワシントン)=ロイター
【ワシントン=鳳山太成】米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は30日の議会証言で、米国の新型コロナウイルスの感染者について現状が続けば「1日10万人に増えても驚かない」と述べた。足元で同4万人の新規感染が確認されているが、さらに増える可能性があると警告した。
議会上院の公聴会で答えた。テキサス州など南西部で急激に感染者が増えている現状を巡り「強い懸念を抱いている。国全体にもリスクをもたらす。いまは(ウイルスを)完全に制御できているとは言えない」と感染拡大に危機感を表した。
ファウチ氏は「いくつかの地域で条件を満たさず、急いで経済活動を再開している」と指摘した。政府の指針に従って慎重に行動制限の緩和を進めるよう地方政府に呼びかけた。同氏はトランプ政権の新型コロナ対策で主導的な役割を担う。
同席した米疾病対策センター(CDC)のレッドフィールド所長は、機内が満員でも運航するという米アメリカン航空の決定について「大変失望した」と語った。3人並びの座席の中央を空けなければ乗客同士の距離が保てないため、CDC内で同社への対応を検討しているという。
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2020-06-30 19:44:50Z
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