2020年06月24日10時10分
【ソウル時事】北朝鮮で23日、金正恩朝鮮労働党委員長の指導の下、党中央軍事委員会予備会議がテレビ会議形式で開かれた。党中央軍事委は、朝鮮人民軍総参謀部が提起した北朝鮮南西部・開城への軍部隊展開など、韓国に対する軍事行動計画を保留した。朝鮮中央通信が24日、伝えた。理由には触れていない。
同通信は「最近の情勢を評価し、対南(韓国)軍事行動計画を保留した」と党中央軍事委の決定を簡潔に伝えた。24日付の党機関紙・労働新聞も会議の内容を報じており、国内で周知されたもようだ。
脱北者団体による正恩氏非難ビラの散布をきっかけに、北朝鮮は対南事業を総括しているとされる正恩氏の妹、金与正党第1副部長を前面に押し出し、韓国への反発を強めていた。
正恩氏主導の形で軍事行動計画を保留することで、高まった南北間の緊張を抑制する狙いがあるとみられる。ただ、北朝鮮が計画を実行する余地は残されており、譲歩姿勢を見せることで韓国側を揺さぶる思惑もありそうだ。
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiNWh0dHBzOi8vd3d3LmppamkuY29tL2pjL2FydGljbGU_az0yMDIwMDYyNDAwMjIwJmc9aW500gE2aHR0cHM6Ly93d3cuamlqaS5jb20vYW1wL2FydGljbGU_az0yMDIwMDYyNDAwMjIwJmc9aW50?oc=5
2020-06-24 01:15:58Z
52782516606247
Tidak ada komentar:
Posting Komentar