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インドで行われたデモ。燃やされたのは中国・習主席の写真です。さらに、火を付けたのは習主席のわら人形です。倒れたわら人形を棒でたたくデモの参加者。中国への憎しみが込められています。
デモの参加者:「我々は携帯電話を含む中国製品を壊したり、燃やしたり、インド国民にこれらの製品をボイコットするよう訴えます」
インドでは今、中国への反発が高まっています。きっかけは先月から続いている中国とインドの国境地帯での衝突です。特に今月15日の大規模衝突では、インド兵20人が石や棒で殴られて死亡しました。この一連の事態について、中国が“奇妙な対応”を見せています。中国側にも死傷者が出ているのにその数を公表しないのです。
中国外務省の会見:「(Q.なぜ、中国政府は死傷者の数を発表しないのか?)中国、インド、両国の国境警備隊は現場で問題の処理にあたっている。特に発表する情報はない」
普段、アメリカなどに自国の立場を猛然と主張する中国にしては、不可解な動きです。さらに、中国メディアも今回の衝突をほとんど伝えず、たまに外務省の発表を紹介する程度です。異例の対応を続ける中国。一体、なぜなのでしょうか。
中国総局長・千々岩森生:「中国にとってインドは絶対に仲間にしておきたい相手。ただでさえアメリカと大げんかしている。ヨーロッパでは新型コロナを巡って中国への反感が高まっている。周辺を見ても台湾、香港、南シナ海と火種をたくさん抱えているなかで、南に隣接するインドは絶対に敵に回したくないというのが本音。中国軍の死傷者の数を出さないのも、もし発表してしまえば(中国国内で)『インドは許せない』と対立が後戻りできなくなってしまう。それを防ぐための苦肉の策」
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2020-06-25 09:58:24Z
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