【ニューヨーク=吉田圭織】バイデン米大統領は30日、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻なインドからの入国制限を5月4日から強化すると発表した。米国人以外で、直近14日以内にインドに滞在した人の入国を原則禁止する。
米ホワイトハウスはインドで感染が急拡大しており、感染力が強い変異ウイルスも猛威をふるっていることを理由に挙げた。米疾病対策センター(CDC)の勧告に基づく措置だとした。
米政府は同様の入国制限を英国、アイルランドに加え、欧州26カ国、ブラジル、中国、南アフリカなどに対して実施している。ただし、米国永住権(グリーンカード)を持つ人や米国人の家族などは除外されている。
インドの感染状況は深刻化している。米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、30日時点の累計感染者数は1870万人以上になった。新規感染は急拡大しており、1日あたりで38万人を超えている。新規死者数は28日に過去最高の3645人に上った。
米国政府はこのほど、インド政府のコロナ対応の支援を発表し、1億ドル(約110億円)分の医療物資を供給すると明らかにした。30日には、酸素ボンベやマスク、治療薬などを載せた米政府の航空機がニューデリーの空港に到着した。
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiPGh0dHBzOi8vd3d3Lm5pa2tlaS5jb20vYXJ0aWNsZS9ER1haUU9HTjMwRUY4MFExQTQzMEMyMDAwMDAwL9IBAA?oc=5
2021-04-30 20:36:48Z
CBMiPGh0dHBzOi8vd3d3Lm5pa2tlaS5jb20vYXJ0aWNsZS9ER1haUU9HTjMwRUY4MFExQTQzMEMyMDAwMDAwL9IBAA
Tidak ada komentar:
Posting Komentar