Senin, 24 Mei 2021

NY商品、原油が続伸 イラン核合意を巡る不透明感で 金は反発 - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=戸部実華】24日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前週末比2.47ドル(3.9%)高の1バレル66.05ドルで取引を終えた。イラン核合意を巡る協議の不透明感が意識され、同国の原油輸出の再開には時間がかかるとの見方が買いを誘った。

ブリンケン米国務長官は23日、イラン核合意の協議で進展があったとの見方を示した一方、「やるべきことを決断するイランの意思をまだみていない」と述べた。市場では、今週再開される見通しの協議の行方を慎重に見極めたいとの雰囲気が強まった。前週は協議進展でイランの原油禁輸が解除されるとみた売りが優勢だった反動もあり、24日は持ち高調整の買いが入った。

24日の外国為替市場でドルが主要通貨に対して売られ、ドル建てで取引される原油先物の割安感が意識されたとの指摘もあった。ゴールドマン・サックスが新型コロナウイルスのワクチン普及が進む欧米で人や物の動きが想定より速いペースで増えており、世界の原油需要を押し上げると分析した。原油相場の先高観を招き、買いを後押しした。

ニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前週末比7.8ドル(0.4%)高の1トロイオンス1884.5ドルで取引を終えた。米長期金利が低下した局面で、金利の付かない資産である金の投資妙味が増すとみた買いが入った。ドル安もドルの代替投資先とされる金先物の買いを誘った。

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2021-05-24 20:09:56Z
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