Minggu, 23 Mei 2021

武漢ウイルス研究所職員、19年秋に体調不良で通院か 米報告書 - Wall Street Journal

武漢ウイルス研究所を訪れたWHO調査チーム(2月)

Photo: hector retamal/Agence France-Presse/Getty Images

 【ワシントン】中国の武漢ウイルス研究所(WIV)に所属する3人の研究員が2019年11月に、病院での治療が必要になるほどの体調不良を訴えていたことが分かった。これまで公表されていなかった米情報機関の報告書から明らかになった。新型コロナウイルスが同研究所から流出した可能性についてより詳細な調査を求める声が高まる可能性もある。

 トランプ前米政権は退任直前、新型コロナなどの病原体を研究するWIVの複数の研究員が「新型コロナと季節性の通常疾患両方の症状」を訴え、19年秋に体調不良に陥ったとする国務省の情報を公表していた。

 今回は、新型コロナの発生源を巡る調査の次の段階について世界保健機関(WHO)の意思決定機関が協議する直前に、不調を訴えていたWIV研究員の数やその時期、通院していた事実などが明らかになった形だ。

 WIVに詳しい現旧の米当局者らは、今回の情報を評価する上で裏付けとなる証拠を巡り異なる見解を示している。ある関係者は、国際的なパートナーから得た情報で、重大である可能性はあるものの、さらなる調査や実証が必要だと述べた。

 一方、もう1人の関係者は情報がより確実なものだとし、「さまざまな情報源から入手した情報で極めて質が高いものだった。非常に正確だった。体調不良に陥った理由については詳細がなかった」と指摘した。

 19年11月は、多くの疫学者やウイルス学者が、パンデミック(世界的大流行)の原因となった新型コロナウイルスが武漢で広まり始めたと考えている時期にほぼ相当する。

  また多くの研究者はウイルスがコウモリ由来である可能性が高いと考えているが、WIVはコロナウイルスを保有するコウモリに関する広範囲に及ぶ研究を巡り、生のデータやセキュリティーログ、研究所の記録を共有していない。

 中国政府は国内の研究所からウイルスが流出した可能性を繰り返し否定している。

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2021-05-23 23:17:00Z
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