【カイロ=久門武史】イスラエル政府は20日、同日の安全保障会議で、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとの停戦を承認したと発表した。エジプト政府が仲介した。10日から続く戦闘の収束が期待されている。
イスラエル政府は声明で「エジプトの仲介による相互の停戦を受け入れる」と表明した。ロイター通信は21日午前2時(日本時間同8時)に停戦に入るとするハマス幹部の話を伝えた。
イスラエルメディアによると、ハマスも停戦を受け入れた。実現しても、過去のイスラエルとハマスの交戦では一時停戦と短期間での崩壊を繰り返しており、予断を許さない。
今回の交戦は10日からハマスがイスラエルにロケット弾を発射し、イスラエル軍がガザを空爆する攻撃の応酬が続いていた。パレスチナの保健当局によるとガザでの死者は、子供65人を含む232人になった。イスラエル側では12人が死亡した。2014年の双方の交戦以来で最悪の規模の人的被害を生んだ。
犠牲が拡大するなか国際社会が懸念を強め、エジプトや米国が停戦調停を急いでいた。米ホワイトハウスは20日、バイデン米大統領がエジプトのシシ大統領と電話協議し緊密に連携することを確認したと発表した。
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2021-05-20 19:52:59Z
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