【モスクワ=工藤武人】タス通信によると、ロシアのプーチン大統領とベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が29日、露南部ソチで非公式に会談し、ロシアが6月末までに5億ドル(約550億円)を融資することで合意した。
ベラルーシ当局が23日に旅客機を自国内の空港に強制着陸させ、反政権派メディアの創設者を拘束してから1週間が経過した。ルカシェンコ政権に対する経済制裁で圧力を強める方針の米欧とは対照的に、ロシアは支援を継続するという構図が明確になった。
ロシアの大統領報道官はベラルーシへの融資について、昨年12月に両国が合意した総額10億ドルの融資の第2弾だと説明し、旅客機の着陸問題とは無関係だと強調した。
ベラルーシ国営通信によると、会談では、ベラルーシ国営航空のロシア向け旅客便の増便を図る方針も確認した。ベラルーシ国営航空は、欧州連合(EU)が域内上空の飛行を禁じる方針を打ち出したため、経営状況が悪化している。
プーチン氏とルカシェンコ氏の会談は2日連続となった。29日はプーチン氏がルカシェンコ氏を黒海クルーズに招待し、船内で夕食を取りながら協議に臨んだ。
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2021-05-30 14:39:20Z
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