「コロナ患者いない」北朝鮮、「ワクチン臨床試験今月開始」と公表
新型コロナウイルスの感染者は「一人もいない」としている北朝鮮がワクチン候補を研究開発し、７月から臨床試験を始めたと「国家科学技術委員会」のホームページで公表しました。
北朝鮮の「国家科学技術委員会」は医学研究院・医学生物学研究所で新型コロナウイルスのワクチン候補を研究開発し、７月初めから臨床試験を始めたと、ホームページ上で公表しました。それによりますと、動物試験を通じ、ワクチン候補の安全性と抗体を作らせる性質は確認されていると説明。そして、「北朝鮮に新型コロナウイルスの感染者は一人もいない」としたうえで、有効性などの確認のため対象者への投与が多数必要となる臨床試験の最終段階について「議論中だ」としています。
ワクチンの実効性は不明で、ホームページによりますと、国家科学院の「生物工学分院」でもワクチンの研究を進めているということです。
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2020-07-19 05:54:41Z
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