Kamis, 23 Juli 2020

中国、四川省の米国総領事館の閉鎖通知 - 日本経済新聞

【北京=羽田野主】中国外務省は24日、四川省成都市にある米国の総領事館の閉鎖を米政府に通知したと発表した。米国が南部テキサス州ヒューストンにある中国の総領事館の閉鎖を求めたことへの対抗措置だ。米中で報復措置の応酬が激しくなる可能性がある。

中国外務省は「米国のとった理不尽な行動への正当で必要な対応だ」と強調した。「責任は完全に米国にある」とも主張した。

トランプ米大統領は22日の記者会見で、米国内にある中国の在外公館の追加閉鎖は「いつでもあり得る」と語っており、米政府が対抗措置を打ち出す可能性もある。

成都市の米総領事館は2012年当時、習近平(シー・ジンピン)氏に対抗しようとしたとされる重慶市トップの薄熙来氏の腹心が逃げ込む舞台となった事で知られる。敏感なチベット情勢の分析も手がけている。

中国本土で米国は湖北省武漢市や上海市、広東省広州市、遼寧省瀋陽市にも総領事館を置いている。香港などに高度な自治を認める「一国二制度」のもと香港・マカオ総領事館もある。

ロイター通信は武漢市の米総領事館の閉鎖を命じる可能性を報じていたが、中国共産党系メディアの環球時報の胡錫進編集長は23日に配信した微博(ウェイボ)で「米側の損失が小さい」として否定的な見解を示していた。

中国は米国内にヒューストンのほかニューヨーク、サンフランシスコ、シカゴ、ロサンジェルスに総領事館を置いている。

領事館は在外公館のひとつで、相手国政府の首都に大使館を置くのに対して、領事館はそのほかの主要都市に設けるのが一般的だ。在外自国民の保護などを担う。

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2020-07-24 04:34:19Z
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