Kamis, 30 Juli 2020

大統領選延期の投稿したトランプ氏「郵便投票に警鐘」と説明…延期の権限なし - 読売新聞

 【ワシントン=海谷道隆】米国のトランプ大統領は30日の記者会見で、11月の大統領選を延期させる可能性に言及した自らの投稿に関し、郵便投票の危うさに警鐘を鳴らす趣旨だったと説明した。郵便投票の導入が拡大すれば、不正や開票作業の遅れが相次ぎ、選挙結果の確定が大幅に遅れる懸念があるとも強調した。

 トランプ氏は30日のツイッターで、郵便投票の拡大をけん制し、「適切かつ安全に投票できるようになるまで選挙を延期するべきだろうか」と書き込んだ。

 トランプ氏はその後行われた記者会見では、大統領選予備選で大量の郵便投票用紙が捨てられる事件が報告されていることなどに触れ、「大統領選で何が起きるか。混乱だ」と訴えた。「選挙の延期を望んでいないが、結果を3か月とか待ちたくない」とも主張した。

 トランプ氏に大統領選を延期する権限はなく、延期には法改正が必要だ。与党・共和党を含め、議会で延期への賛同は広がっていない。

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2020-07-31 01:56:00Z
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