2016年にフランスに留学していた日本人の女子大学生の行方が分からなくなった事件で、殺人の疑いで国際手配されたチリ人の元交際相手の男が22日、自宅から連行され、フランスに向けて移送される予定です。
筑波大学の学生、黒崎愛海さんが2016年に留学先のフランスで消息を絶った事件で、フランスの捜査当局は、元交際相手でチリ人のニコラス・セペダ容疑者を殺人の疑いで国際手配しています。
セペダ容疑者は事件直後にチリに帰国して潜伏していて、チリの最高裁判所は今年5月、フランスの捜査当局による身柄の引き渡しの要請を認める決定を下していました。
セペダ容疑者は22日、チリの捜査当局により、中部ビニャデルマルの自宅から首都サンティアゴに連行されました。
セペダ容疑者はサンティアゴでフランスの捜査当局に引き渡され。現地時間の23日の午後の飛行機でフランスに向けて移送される予定です。
黒崎さんは2016年の12月にセペダ容疑者と夕食を食べた後、行方が分からなくなっていて、フランスの捜査当局はセペダ容疑者が黒崎さんを殺害したあと、遺体を隠したとみて調べています。
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2020-07-23 05:04:16Z
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