2019年04月15日17時36分
【ソウル時事】韓国の文在寅大統領は15日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の施政演説について「朝鮮半島の非核化や平和構築の確固たる意志、3回目の米朝首脳会談に臨む意向を表明した」と評価した。その上で、「今や、南北首脳会談を本格的に準備し、推進する時だ」と述べ、会談実現に意欲を示した。首席秘書官・補佐官会議での発言を大統領府が公表した。
文氏は「北朝鮮側の都合がつき次第、場所や形式にこだわらず」南北首脳会談を設定したいとしており、昨年4月、5月の会談同様、板門店での開催を念頭に置いているとみられる。
文氏はまた、11日の米韓首脳会談で、トランプ大統領が「正恩氏が決断する場合、南北米3者の首脳会談も可能だ」と語ったことを明らかにした。トランプ氏は5月、6月に訪日する予定で、訪日前後に板門店での3者首脳会談開催を調整する可能性がある。
ただ、トランプ氏は非核化実現まで北朝鮮制裁を解除しない立場を堅持。南北経済協力事業に関しても「適切な時ではない」と否定的な考えを明確にしている。正恩氏は施政演説で米韓への不満を表明しており、南北首脳会談や南北米の3者首脳会談に応じるかどうかは不透明だ。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019041500705&g=int
2019-04-15 08:36:00Z
CAIiEP7mPD2tLpZI-sQ33MrfkHYqGQgEKhAIACoHCAowltHeCjCnpdYBMLeNoQM
Tidak ada komentar:
Posting Komentar