18日に発生した台湾東部を震源とするマグニチュード6.1の地震で、これまでに17人がけがをし、そのうち1人が重体となっている。
この地震では、震源地に近い花蓮県の渓谷で、落石により、マレーシア人男性が意識不明の重体となっている。
また、台北市内では、ビル2棟が傾くといった被害が出ている。
一方、台湾で最も高い101階建てのビルの中に設置された「ダンパー」の映像が公開された。
ゆっくりと揺れる巨大な球体「ダンパー」は、地震や強風などで起きる建物の揺れを抑えるためのもので、重さは660トンある。
18日の地震では、振れ幅が左右20cmに達し、地震による振れ幅としては過去最大だった。
これまでの最高記録は、2013年の台風によるもので、その時の振れ幅は、最大70cmに達した。
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2019-04-19 03:25:00Z
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