[カイロ/ガザ/エルサレム 28日 ロイター] - イスラエル軍は27日、パレスチナ自治区ガザ中部を陸・海・空から攻撃した。ヨルダン川西岸のトゥルカレムも急襲し、パレスチナ当局によると数十人が死亡した。
医療関係者によると、イスラエル軍機がガザ中部ヌセイラットで3回の空爆を行い、7人が死亡、数人が負傷した。
イスラエル軍のハレビ参謀総長は26日、イスラム組織ハマスとの闘いは何カ月も続く可能性があるとし「1週間かかったとしても、数カ月かかったとしても、われわれはハマス指導者を追い求める」と述べていた。 もっと見る
イスラエルへの国際的な圧力が高まる中、フランスのマクロン大統領は、同国のネタニヤフ首相と電話会談し、地域や世界のパートナーの協力を得て持続可能な停戦に向け努力する必要性を強調した。
ガザ保健省の声明によると、イスラエルが27日、ガザ地区南部ハンユニスのアル・アマル病院付近を空爆し20人が死亡したという。イスラエル軍からのコメントは現時点で得られていない。
医療関係者によると、ガザ中部メガジでは1回の空爆で5人が死亡。北部ガザ市の病院は夜間に7人の死者を確認した。
中部ブレジの東と北などで激しい戦闘が行われているとの情報もある。
イスラエル軍は今週、ガザ地区を二分する水路のすぐ南にある中部への攻撃を強化している。市民に退避を指示したが、市民からは安全な場所は残っていないとの声が出ている。
イスラエル軍は27日、ガザ地区の戦闘で3人の兵士が死亡したと発表。ガザでの死者数は10月20日の地上侵攻開始以来、合計166人になったという。
一方、ガザ保健省は、イスラエル軍の攻撃により過去24時間で195人のパレスチナ人が死亡し、325人が負傷したと発表。10月7日以降のイスラエル軍の攻撃による死者数は合計2万1110人、負傷者は5万5243人に上るという。
ガザで暮らす230万人のほぼ全てが家を追われている。
戦闘はイスラエル北部のレバノンとの国境を含む周辺地域にも広がっている。治安筋によると、イランの支援下にあるレバノンの武装組織ヒズボラは27日、これまでで最多のロケット弾と無人機による攻撃を行った。
イスラエル軍は、戦闘機がレバノンのヒズボラ軍事拠点などを標的にしたと発表した。
また、パレスチナ保健省はイスラエル軍の攻撃によりヨルダン川西岸で6人が死亡したと発表した。
イスラエル軍は武装勢力から爆発物を投げつけられる攻撃を受けたと主張。空軍機で攻撃者に対応したとした。
衝突はトゥルカレムのヌール・シャムス難民キャンプで起こった。
目撃者によると、殺害された6人は早朝に一緒に座っていたが、イスラエル軍との衝突には関与していなかったという。
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2023-12-28 00:43:00Z
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