2022年04月04日22時49分
【イスタンブール時事】ロシア軍が地上部隊を撤収させたウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外で民間人とみられる遺体が多数見つかったことを受け、ウクライナのゼレンスキー政権はロシア軍による「ジェノサイド(集団殺害)」と断じ、司法当局が4日、捜査を本格化させた。欧米も戦争犯罪としてロシアの責任を追及する構えを強めた。
ロ軍撤収後、民間人410遺体 「集団虐殺」と非難―ウクライナ大統領
ゼレンスキー大統領は3日夜の声明で、ロシア軍によるあらゆる犯罪を捜査し、裁くために司法の特別機構の創設を承認したと発表。内外の司法専門家が共同作業を行うといい、「この恐ろしい戦争とウクライナ国民に対する犯罪を引き起こし、何らかの形で参加した者を、ウクライナと世界が裁くのに役立つだろう」と説明した。
ゼレンスキー氏は、ウクライナ側が奪還したキーウ郊外のブチャなどでロシア軍によって「数百人もの人々が殺された。民間人が拷問され、処刑された」と糾弾。「地球上でこのような悪の出現を最後とするため、あらゆる手段を尽くすべき時だ」と強調した。ウクライナ司法当局は3日、キーウ周辺で民間人計410人の遺体が発見されたと発表した。AFP通信によると、ゼレンスキー氏は4日、ブチャに入り現場を確認。報道陣に「これは戦争犯罪であり、世界から『ジェノサイド』と見なされるだろう」と語った。
一方、ロシアはブチャでの民間人殺害への関与を否定。タス通信によると、ペスコフ大統領報道官は4日、「いかなる非難も断固拒否する」と反発し、ロシア国防省の専門家が「動画の改ざんやさまざまな偽造の兆候」を確認したと主張した。
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2022-04-04 13:49:00Z
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