【ミュンヘン(ドイツ南部)=蒔田一彦、大木聖馬】米国のブリンケン国務長官と中国外交トップの
米国務省の発表によると、ブリンケン氏は、気球の領空侵入を「米国の主権と国際法に対する侵害だ」と非難し、「このような無責任な行動は二度とあってはならない」と強調した。「米国はいかなる主権侵害も容認しない」とも警告し、再び領空侵入があった場合、
中国外務省の発表では、「非公式の接触」としており、正式な会談と位置づけていない。王氏は気球問題を巡り、「厳正な立場を表明した」とし、撃墜について「強い不満と抗議」を示した。王氏は、「米側がやり方を改め、武力を乱用して中米関係を損なっていることを直視し、解決する」ことを求めた。
一方、ブリンケン氏は「米国は中国との衝突や新たな冷戦を望んでいない」と強調し、「常時、外交的対話や意思疎通の開かれたルートを維持していくことが重要だ」と指摘した。過度な対立に発展しないよう対話の継続を呼び掛けたものだが、中国側の発表には今後の対話に関する言及はなかった。
会談では、北朝鮮が18日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)級1発を発射したことも議題となり、ブリンケン氏は「国際社会に対する重大な挑戦に対し、責任ある国家は対応する必要がある」と述べ、中国に影響力を行使するように求めた。
ロシアによるウクライナ侵略を巡っては、ブリンケン氏が「中国がロシアに軍事支援の提供を検討している」として懸念を示した。中国が軍事的威圧を強める台湾についても協議した。
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2023-02-19 12:42:00Z
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