ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、米国とインドの首脳が日本時間12日未明にオンライン形式で協議した。対ロ制裁に加わろうとしないインドへの不満を強めるバイデン米大統領に対し、エネルギーや軍事面でロシアと緊密な関係にあるインドのモディ首相の出方が注目されている。
バイデン氏は協議の冒頭、「インドと米国は力強い民主主義国家だ」と述べ、ロシアのウクライナ侵攻について米印両国で緊密に連携して対応したいという考えを示した。一方、インドのモディ首相は、ウクライナの首都キーウ郊外ブチャで多数の民間人が殺害された問題に言及し、「極めて憂慮している」と述べ、殺害を非難し、独立調査を要求したと語った。
米ホワイトハウスのサキ大統領報道官は10日の声明で、「バイデン大統領はロシアのウクライナに対する残忍な戦争のもたらす結果について引き続き緊密に相談する」と発表した。首脳協議後、ワシントンで米印外務・防衛担当閣僚会議(2+2)が開催される。
もともと米印2+2が予定されていたが、首脳協議の開催は前日急きょ発表された。対ロシアをめぐる米印間の考え方に大きな隔たりがあるため、米印トップ協議が2+2前に早急にセットされたとみられる。
バイデン政権は、インドがロシアのウクライナ侵攻後もロシアからエネルギーや武器供給を受け続けていることから、中国と同様に、対ロ制裁の「抜け穴」となっていると危機感を強める。バイデン氏はインドが国連決議を棄権した際、中国に加え、インドの名前を挙げ、「彼らは孤立している」と批判した。
■ロシア産石油の大量購入を議論か
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2022-04-11 08:46:00Z
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