【イスタンブール=木寺もも子】ロシア国防省は16日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)の戦車工場と南部ミコライウ州の兵器修理工場を精密誘導のミサイル攻撃で破壊したと発表した。キーウへのミサイル攻撃は2日連続となる。
キーウのクリチコ市長は16日、同市郊外への攻撃で1人が死亡、複数人が負傷したと自身のSNS(交流サイト)で明らかにした。ウクライナ軍によると、ポーランドに近い西部の都市リビウに対しても16日、上空に飛来した戦闘機がミサイル4発を発射した。防空システムで迎撃したという。戦闘機はベラルーシ領内から飛び立ったとしている。
ロシアは自国領が越境攻撃を受けたとして15日、ミサイルによる長距離攻撃などの「報復」を予告し、同日もキーウを攻撃していた。14日にはロシア黒海艦隊旗艦の巡洋艦「モスクワ」が沈没。米国防総省高官はウクライナ軍によるミサイル攻撃が行われたと断定した。
東部のルガンスク、ドネツク両州や北東部ハリコフでは15日夜から16日朝にかけてロシア軍の砲撃があったもようだ。ルガンスク州ではガスのパイプラインが損傷した。米CNNが報じた。
ロシア外務省は16日、英国のジョンソン首相ら高官13人を入国禁止にすると発表した。ロシア高官に対する入国の禁止など「敵対的行為」への報復措置だとしている。
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2022-04-16 13:01:47Z
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