2022年04月25日07時16分
【パリ時事】フランス大統領選の決選投票が24日行われ、マクロン大統領(44)が極右政党「国民連合(RN)」のルペン候補(53)に勝利し、再選される見通しとなった。投票終了直後にBFMテレビが報じた。それぞれの予想得票率は約58%と約42%。同じ顔触れで臨んだ2017年の前回選挙ではマクロン氏が約66%の票を獲得し圧勝したが、今回は差が縮まり、マクロン氏への批判票の増大が示された。
「極右は嫌」「社会政策に不満」 有権者に複雑な思い―仏大統領選
大勢判明を受け、マクロン氏は24日、勝利を宣言しながらも、2期目は「やり方を刷新する」と反省を口にした。また「極右に投票した人々の怒りにも対応しなければならない」と述べた。
ロイター通信によると、マクロン氏は直ちにドイツのショルツ首相と電話会談した。再選が確実になって会談した初めての外国首脳で、両国間の連携を改めて確認したとみられ、親欧州の姿勢を強く示してみせた。
これに対しルペン氏は24日、敗北を認めつつも、5年前よりさらにマクロン氏を追い詰めたことから「記録的な結果を達成した。勝利と言える」と強調、支持者に感謝した。
予想投票率は約72%。前回は74.6%だった。今回の選挙では、ロシアのウクライナ侵攻などを受けた物価高騰や対ロ制裁、欧州連合(EU)との関係などが争点となった。
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2022-04-24 22:16:00Z
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