【ワシントン=田島大志】米紙ワシントン・ポストは15日、ロシア政府が米政府に対し、ウクライナへの軍事支援が「不測の結果」をもたらすと警告する文書を送っていたと報じた。ロシア側には、さらなる軍事行動をちらつかせ、米欧による一層の支援をけん制する狙いがあるとみられる。
同紙によると、文書は12日付。米国がウクライナへの8億ドル(約1000億円)相当の追加軍事支援を13日に発表する、との報道が相次いだことを受け、在米ロシア大使館から米国務省に送られたという。
2ページの文書は「ウクライナへの大量の武器と軍事装備品に関するロシアの懸念」と題し、高性能兵器の供与に触れながら、「米国と同盟国に対し、無責任なウクライナの軍事化を止めるよう求める。こうした動きは地域や国際的な安全保障に不測の結果をもたらす」などとして、支援の停止を要求している。
同紙は「米国のウクライナ支援が効果的であることの裏返しだ」との米政府高官の見方も伝えた。米政府は、ともに核保有国である米露の緊張が過度に高まらないよう考慮しつつ、ウクライナへの支援を判断してきた。
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2022-04-16 03:56:22Z
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