東アジア「深層取材ノート」(第64回)
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「中国政府は恥を知るべきだ!」
11月30日、オーストラリアのスコット・モリソン首相が、中国に対して怒りを爆発させた。
残虐さ強調する合成写真を報道官がツイッター投稿
中国外交部が、またおかしなことになっている。「戦狼(せんろう)外交官」(狼のように吠える外交官)として知られる趙立堅・報道官が同日、ツイッターに、こんなメッセージをアップした。
<オーストラリア兵士たちによるアフガニスタン市民や受刑者への殺人にショックを受けた。われわれはこのような行為を、強く非難する。そして彼らに責任を負わせるよう求める>
そこには、アフガニスタン国旗の上に座るオーストラリア兵士が、子供の首元に血塗りのナイフを突きつけている写真が添えられていた。子供は子羊を抱えている。
モリソン首相は、怒り続けた。
「この画像は偽造されたもので、われわれの偉大な軍に対するひどい中傷だ!」
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オーストラリア国防軍(ADF)は11月19日、同国の特殊部隊に所属する25人の兵士が、派遣されたアフガニスタンで、39人のアフガニスタン人を不法に殺していたという報告書を発表した。これによって、オーストラリア国民の軍に対する非難が強まり、警察が捜査を始めていた。
趙立堅報道官のツイッターは、この一件について、オーストラリアを非難したのである。中国はアフガニスタンと国境を接していて、アフガニスタンの最大の貿易相手国となっている。
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiK2h0dHBzOi8vamJwcmVzcy5pc21lZGlhLmpwL2FydGljbGVzLy0vNjMxMDPSAS1odHRwczovL2picHJlc3MuaXNtZWRpYS5qcC9hcnRpY2xlcy9hbXAvNjMxMDM?oc=5
2020-12-01 07:00:00Z
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