【NQNニューヨーク=横内理恵】23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発して始まった。午前9時35分現在、前日比162ドル22セント高の3万0177ドル73セントで推移している。米ファイザーが23日、来年7月末までに1億回分の新型コロナウイルスワクチンを追加供給する契約を米政府と結んだと発表した。来年前半にワクチンの普及が本格化し、世界経済の回復を後押しするとの期待が強まった。週間の米失業保険申請件数が市場予想を下回ったのも相場の支えになっている。
追加契約により、ファイザーのワクチン供給は合計で2億回分となる。米モデルナも米政府と2億回分のワクチン供給で合意している。ワクチンは英国で広がるコロナ変異種にも効果があるとみられている。朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数が19日までの1週間で80.3万件と3週ぶりに減り、市場予想(88.8万件)も下回った。
景気敏感株が買われ、銀行のJPモルガン・チェース、石油のシェブロン、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスの上げが目立つ。銀行株は長期金利の上昇も買い材料だ。
前日に過去最高値を更新したナスダック総合株価指数は小反落。午前9時35分時点では前日比5・627ポイント安の1万2802・291で推移している。電気自動車のテスラが3日続落で始まった。ソフトウエアのマイクロソフトも小安い。
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2020-12-23 15:03:10Z
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