Rabu, 23 Oktober 2019

トラックのコンテナから39人の遺体…密航者か - 読売新聞

 【ロンドン=広瀬誠】英警察当局は23日、英南東部グレイズの工業団地で、トラックのコンテナから39人の遺体が見つかったと発表した。当局は、トラックの運転手で英領北アイルランド出身の男(25)を殺人容疑で逮捕した。英メディアは、遺体は集団密航者の可能性があると伝えている。

 発表によると、遺体のうち38人が大人、1人が10歳代とみられ、当局は身元を調べているが、長時間がかかる見込みという。当局はトラックはブルガリアから来たとみており、アイルランド経由でフェリーを使い、19日に英西部ホーリーヘッドから英国入りしたとみられている。

 英国では、2000年に英南東部ドーバー港で、ベルギーから来たトラックから中国人密航者58人の遺体が見つかる事件が起きた。今回の事件について、英紙ザ・サン(電子版)は道路運送業の専門家の話として、「英仏間で移民のチェックが厳格化されたことを背景に、より密航が容易なフランスからアイルランドを経由し、英国入りするルートが使われたのでは」との推測を伝えた。

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https://www.yomiuri.co.jp/world/20191023-OYT1T50210/

2019-10-23 11:48:00Z
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