来日中のスティルウェル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は26日、東京都内で産経新聞などの取材に応じ、11月23日に失効する日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について韓国側に協定維持に向けた再考を促す意向を示した。
スティルウェル氏は、弾道ミサイル開発などを進める北朝鮮の脅威が増していることを強調し、GSOMIAは「米日韓にとって有益だ」と指摘し、維持する重要性を訴えた。
GSOMIAは軍事上の機密情報を提供し合うにあたって、第三国への情報漏洩(ろうえい)を防ぐための協定。北朝鮮によるミサイル発射への対応で重要な役割を果たしている。スティルウェル氏は11月5日からソウルを訪問する予定で、韓国政府側にGSOMIAの有効性などを伝えるとみられる。
空軍出身のスティルウェル氏は、司令官として米軍三沢基地(青森県)に勤務した経験もあり、アジアの軍事情勢に精通している。
(坂本一之)
https://www.sankei.com/world/news/191026/wor1910260012-n1.html
2019-10-26 11:36:00Z
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