北朝鮮の金英哲(キムヨンチョル)・朝鮮労働党副委員長は27日、朝鮮アジア太平洋平和委員会委員長の肩書で、9月の国連総会で米国代表が「最終的、最大限に検証された非核化」の新しい方法を求めたことに、「米国が時間稼ぎをし、年末を無難に越そうと考えるなら愚かな妄想だ」などと批判する談話を発表した。
朝鮮中央通信が同日、伝えた。英哲氏は党統一戦線部長として非核化をめぐる米朝協議を進めるうえで中心的な役割を果たしたが、2月にハノイで行われた2回目の米朝首脳会談が決裂した責任を問われ、部長の肩書を失ったとされる。英哲氏は米韓などとの関係づくりの窓口となる朝鮮アジア太平洋平和委員会の委員長も兼務していたが、この肩書は失っていないことが分かった。
談話で英哲氏は「(米国は)以前より狡猾(こうかつ)で悪辣(あくらつ)な方法でわれわれを孤立させ、圧殺しようとしている」とし、両国関係の維持にも「限界がある」と非難。「永遠の敵も、永遠の友もいないという外交の名句が、永遠の敵はいても永遠の友はいないという格言に変わらないことを願う」と指摘した。(ソウル=神谷毅)
https://news.livedoor.com/article/detail/17297692/
2019-10-28 06:00:00Z
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